おしりの健康06-2014正式版
15/18

おしりの健康14ビールなどの大量摂取は便をゆるくするので控えましょう。また、カフェインには便を肛門へと移動させる腸管の蠕動(ぜんどう)運動を促進する作用があるため、切迫性便失禁の症状を誘引することもあり注意が必要です。●骨盤底筋体操弱った骨盤底筋を鍛え、筋力をつけることで、便失禁の症状を改善することができます。骨盤底筋体操には様々な方法がありますが、ここではその一例をご紹介しましょう。①尿道・肛門・腟をきゅっと締め、次にゆるめます。 これを2~3回繰り返します。これによって骨盤底筋が鍛えられます。②次は、ゆっくり、ぎゅっと締め、3秒間ほど静止します。③その後、ゆっくりゆるめます。これを2~3回繰り返します。引き締める回数と時間を少しずつ延ばしていきます。1回5分程度から始め、10~20分まで、徐々に長くしていきます。基本姿勢でできるようになったら、いろいろな姿勢で行います。慣れてきたら、通勤途中や入浴中、家事などをしながら体操してみるのも効果的です。①~③を、2~3回繰り返します。ぎゅっと締める3秒間ほど静止ゆっくりゆるめる①②③

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です